IQは上げるだけでは意味がないという話(後編)

先日ブログの記事でIQが上がってもむしろバカになるだけで意味がないと言いました。

さて、常識的な、世間一般的な価値観からすると「えっ?」と言った感じを持つ人が多いでしょう。

でも、これは本当なのです。


まず、簡単に先に定義を述べますと、IQの高さ=イメージ力でございまして、それを認知科学の観点からいうと、情報空間に臨場感がある状態。というわけでございます。

なので、情報空間に臨場感が高まればIQは上がるわけで、脳トレなどをしてもそれは神経回路を強化しているだけなので知能が上がることはありません^^♪
ただ、そのパターンの計算は早くなります。ただし頭の回転の速さと情報空間の臨場感は、ほぼ関係がありません。質とスピードは別物なのです。というか違う部門の話なので、知能と言った時に、スピードを上げるものなのか、IQを上げるものなのかを区別して考えましょう。


さて、IQが高くなるとどうなるかというと、情報空間の臨場感が高くなります。
これは、脳の状態が情報空間での処理向きになるのです。

計算が得意だったり、芸術が得意だったり、脳の中で操作することが得意な状態です。

しかし、天才と言われる科学者や、画家、芸術家に、変人が多いことは、有名な話ですよね。
とても、頭が良いと言えないような行動をする人もたくさんいますね。

それはなぜかというと、常に情報空間の処理モードになっているからであり、即ち、現実空間の臨場感が足りないのです。

つまり、彼らにとっては、現実的なことなどをリアルに感じることができないため、そうなってしまいます。


さて、これがIQのみを上げた状態であり、アスペルガー症候群をメインとした知的障害と言われるもののの正体はこれでございます。

IQのみ上げると、この状態になるのです。
こうなっても良いなら別ですが、幸せとは程遠い人生を歩む確率が格段に上がるでしょう。
なぜなら現実である社会に臨場感を持てず、不適合になっているからです。

イメージの空間にいくら臨場感があろうが、実際は物理空間で生きなくてはなりません。
物理空間、物理処理エリアがあってこその高い知能ですので、本当に賢くなりたいのならば、物理空間にも情報空間にも臨場感を感じなくてはなりません。

なので、IQが高いということとIQが低いということは、成功の観点からすれば同レベル なのです。

そして、必要なのは、場面によってIQを上げ下げする能力です。 

例えば、どんなに優れた作品を作っても、それをPRする能力がなければ、もしかしたら死後、または死んでからも永久に見つからないかもしれません。

本人が楽しいのならば良いですが、ロナルドワークスはあくまでも能力を高めるだけではなく、仕事や収入、人間関係の点でも成功できるようなプログラムでございます。

要するに、物理空間と情報空間両方の能力を兼ね備えて初めて 役に立つかどうかが決まります。

この役に立つかどうかが、IQの上げ下げの能力であり、成功の鍵なのです。 

僕の商品は、IQが上がるだけでなく、IQを場面に応じてコントロールできるようなものばかりですので大丈夫ですが、「IQが上がる!」などのセミナーに参加したり、トレーニングだけをやっても成功には直結しないのでお気をつけください。